便利に使えるアイロンで接着できるフェルト
手芸は布を使ってバッグや小物類などを作ったり、刺繍をしたり、毛糸でマフラーやセーターを編んだりなどの手仕事です。手作りで仕上げたものは生活を豊かにしてくれます。手芸とひと口に言ってもその種類は非常に多く、小さな手仕事から大きな作品までじつに様々だと言えるようです。
はしの始末をしなくて済む手芸材料
バッグや小物類などを手作りするためにまず必要になるのは布です。糸と針、はさみなどの道具類ももちろん必要です。作るものによっていろいろな材料や道具を必要としますが、フェルトも手芸には欠かせない材料のひとつと言えるかもしれません。フェルトは羊毛などの毛を原料にしています。羊毛などに湿気や熱、そして圧力を加え縮ませて布状にしたもののことです。帽子や敷物、スリッパなどの履物に使用されています。綿などの普通の布を切った場合には、布のはしからどんどんほつれていってしまいます。そのため、端の始末が必要になりますが、フェルトはその必要がありません。
手芸初心者には使いやすいと言われている材料
フェルトは羊毛などを圧縮してできた布状のものです。そのため、はさみで切り込みを入れてもほつれてしまう心配がありません。布の端の始末は細かい作業になるため大変だという人も多いようです。特に初心者や普段あまり手仕事をしない人にとってはめんどうな作業のひとつにもまります。そのめんどうなことをしないで済むという点から、フェルトは手芸初心者にとってはとても使いやすい材料のひとつだということができるかもしれません。また、初めて針と糸を持って何かを作るときにいちばん最初に選ばれる材料になっているとも言うことができるようです。
針と糸がなくても使えるアイロン用のフェルト
フェルトは、他にはアップリケに利用することも多いようです。アップリケは布に飾りとしてつけるためのいろいろな模様に切り抜いた布などのことをいいます。フェルトの使い道としてはこのアップリケも非常に多いといわれています。そして、最近はアイロンで接着できるものも多く出回っているため、好きな形に切り抜いて手作りした作品に簡単に付けることができます。片面に接着剤が付着されていて、アイロンをかけるとその熱で接着剤が溶けて布に接着するという仕組みです。針や糸を必要としないため、縫物が得意ではないという人も楽しむことができるようです。
まとめ
布のようにほつれないために端の始末がいらないフェルトは、手芸の初心者にとっては扱いやすいと言われています。また、アップリケとして飾り用に使うことも多くなっており、最近はアイロンで接着できるフェルトも多く出回っています。アイロンをかければ接着できるので、針も糸も必要がなく便利だと言われています。
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